サカタINXは4日続落、上期営業利益は計画上振れも好反応限定的
サカタインクス<4633>は4日続落。5日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、営業利益が22億5000万円から30億5100万円(前年同期比13%増)へ、純利益が20億円から23億8600万円(同8.5%減)へ上振れて着地したようだと発表したが、好反応は限定的のようだ。
アジアのパッケージ関連が需要の弱含みや競争の激化などで伸び悩んだほか、日本の印刷情報関連がデジタル化の進展や印刷用紙の供給不足による影響を受けて低調に推移したことで、売上高は850億円から831億6700万円(同5.4%増)へ下振れたが、コスト削減を推し進めた結果、アジア及び米州で印刷インキ事業の利益が計画を上回った。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)