7日の株式相場見通し=米株反発受け買い優勢に、不安定な地合いは継続
7日の東京株式市場は、日経平均株価が4日ぶり反発に転じる公算が大きい。米中貿易摩擦問題に対する過度な警戒感が和らぎ、主力株中心に買い戻しが入る展開が予想される。ただ、足もと人民元安については中国が意図的に誘導しているとの見方が後退したが、米中摩擦問題が改善の方向に向かったわけではなく、不安定な環境にあることに変わりはない。外国為替市場の動向やアジア株市場の動きなどを横目に神経質な展開が続く可能性がある。
6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比311ドル78セント高の2万6029ドル52セントと急反発。ナスダック総合株価指数も、同107.255ポイント高の7833.265と大幅反発した。
日程面では、きょうは7月29~30日に行われた日銀金融政策決定会合の「主な意見」が開示される。また、海外ではニュージーランド中銀やインド中銀、タイ中銀などが政策金利を発表する。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)