CKDが大幅4日続落、20年3月期業績及び配当予想を下方修正
CKD<6407>が大幅安で4日続落している。6日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1060億円から965億円(前期比16.6%減)へ、営業利益を57億円から9億3000万円(同82.9%減)へ、最終利益を40億円から6億6000万円(同86.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
米中貿易摩擦及び半導体設備投資の遅延などの影響で、機器部門の売上高が期初予想を下回っていることに加えて、それに伴う工場稼働率の低下や固定費の割合が増加していることが要因としている。また、対韓国輸出優遇の見直しなどの影響で、需要回復時期が遅れることが懸念されることも織り込んだという。
あわせて、業績予想の下方修正に伴い従来中間8円・期末12円を予定していた配当予想について、中間4円・期末6円にすると発表しており、これも売り材料されている。年間配当は10円(従来予想20円)となり、前期実績の28円に対しては18円の減配になる予定だ。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高232億6500万円(前年同期比24.4%減)、営業利益2億8400万円(同89.8%減)、最終利益2億1600万円(同89.9%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)