伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月8日記)
日経平均株価は、本日以降、価格が上昇を開始しても、下降途中の一時的な反発で終わる公算です。
目先の上げ幅は、下値余地を示しているという程度に考えておいて下さい。
目先、2万1000円を超えるような上げ場面になる場合、10月へ向けた下げ幅が限られる可能性が出てきます。
10月へ向けて、1万8000円を大きく下回る流れができる可能性があるなら、目先の価格が上昇しても、5日の終値2万0720円程度で上値を抑えられて、すぐに下降を開始する公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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