富士ソフト---2Qも2ケタ増収増益、主力のSI事業が好調に推移
富士ソフト<9749>は8日、2019年12月期第2四半期(19年1-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.8%増の1135.56億円、営業利益が同26.7%増の66.93億円、経常利益が同19.5%増の68.25億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.6%増の37.36億円となった。
SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前年同期比12.9%増の1,053.67億円、営業利益は同26.4%増の55.40億円となった。組込系/制御系ソフトウェアでは、自動車関連、FA(工作機械)など機械制御系、社会インフラ系が好調に推移した。業務系ソフトウェアでは、流通・サービス向け、製造業向け、インターネットサービス、ノンバンクを中心にシステム構築分野が好調に推移した。プロダクト・サービスでは、ライセンス販売やグループ会社の製品販売が好調に推移した。
ファシリティ事業の売上高は前年同期比2.4%減の14.59億円、営業利益は同18.0%増の6.32億円となった。
その他の売上高は前年同期比14.2%増の67.28億円、営業利益は同43.3%増の5.20億円となった。データエントリー事業やコンタクトセンター事業が好調に推移した。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.0%増の2,105.00億円、営業利益が同2.6%増の117.00億円、経常利益が同1.1%増の122.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の67.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ