ティーケーピー---「台湾リージャス」を買収、日本に続き台湾の今後のリージャスビジネスを長期独占的に展開

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2019年8月9日 15時20分

ティーケーピー<3479>は9日、台湾でリージャス事業を運営する台湾リージャス社の発行済株式全てを取得する株式売買契約を締結し、同時に日本に続き台湾におけるリージャスの独占的パートナーとして、長期独占契約を締結したことを発表。

取得額は約30億円とみられる。※台湾リージャス社の企業価値2,927百万円(22.7百万英ポンド)に、純有利子負債(クロージング日時点)などの調整を行った上、実際の取得額を確定。1英ポンド=128.98円で算出

台湾リージャス社は、現在台湾国内で計14拠点を展開し、台湾でネットワークを持つレンタルオフィス業界の最大手。2012年に台湾において事業を開始し、「Regus」、「SPACES」、「HQ」のブランドを通じてレンタルオフィス、コワーキングスペース等を運営している。

ティーケーピーは、台湾においてもフレキシブルオフィス市場は急成長していることから、リージャス事業の成長余地を見込み、日本同様に優位な不動産開発ができる状況を活かし、積極的なリージャス事業の拠点開発と併せて、会議室事業の展開を図っていく考え。現在の14拠点から今後6年間を目処に36拠点、約37,500平方メートル(1.12万坪)の開発を計画している。そのうち同社の会議室との共同出店は3年で10拠点を目指し、会議室事業でも台湾への本格進出をする。

ティーケーピーは会議室・宴会場において、海外は米国(ニューヨーク・ニュージャージー)に進出している。この買収を布石にアジア圏のみならず欧米へのさらなる拡大を図るとしている。

《SF》

提供:フィスコ

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