サイバーコム---2Qは2ケタ増収増益、各セグメントが好調に推移

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2019年8月9日 15時26分

サイバーコム<3852>は8日、2019年12月期第2四半期(19年1-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比17.0%増の68.10億円、営業利益が同35.6%増の3.34億円、経常利益が同34.0%増の3.36億円、四半期純利益が同30.7%増の2.24億円となった。

ソフトウェア開発事業の売上高は前年同期比16.0%増の55.19億円、営業利益は同34.8%増の8.08億円となった。通信ソフトウェア開発はネットワークシステムにおける通信機能の開発、通信規格リプレース対応案件等の増加により堅調に推移した。また、制御ソフトウェア開発は、ECU(Electronic Control Unit)やADAS(先進運転支援システム)関連等の車載システム開発案件、半導体製造装置システム開発等の機械制御案件により堅調に推移した。業務ソフトウェア開発についても、生保向けシステムの大型案件継続に加え、企業向け業務システム、公共向けシステム、医療関連システム、エネルギー関連システム、流通関連システム等の開発案件が好調に推移した。

サービス事業の売上高は前年同期比22.7%増の12.63億円、営業利益は同21.1%増の1.57億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)においては、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、サイバーセキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が好調に推移し、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件については堅調に推移した。また、同社プロダクトである「Cyber Smart」シリーズ製品については、IP-PBX案件、クラウドサービスや年間保守の増加により好調に推移した。

2019年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比7.7%増の130.00億円、営業利益が同6.8%増の6.50億円、経常利益が同5.5%増の6.50億円、当期純利益が同3.5%増の4.33億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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