グローバルウェイのスイス子会社、ブロックチェーンプロジェクトIEOに向けて本格始動【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2019年8月13日 15時48分

企業の年収・評判等のクチコミや求人が掲載されたサイト「キャリコネ」を運営するグローバルウェイ<3936>は13日、子会社であるTimeTicket GmbH(本社:スイスのツーク州)がスイス金融市場監査局(FINMA)よりトークンの評価を受け、IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング:暗号資産(仮想通貨)取引所をプラットフォームとする仮想通貨による資金調達)の実施を計画したと発表した。

同社は2018年度より、ブロックチェーン上に非中央集権型シェアリングエコノミーサービスプラットフォームを構築するプロジェクト「タイムコインプロトコル」のリリースに向けて開発を進めてきたという。スイスでは、FINMAが仮想通貨を発行する企業のプロジェクトを評価する仕組みが整備されており、同社が2018年に提出したプロジェクトのホワイトペーパーに記載されている仮想通貨「タイムコイン」について、決済トークンとしての評価を得たとしている。

これを受け、今後は、プロジェクト内容、プロジェクト進捗、仮想通貨の販売(プライベートセールやIEO)についての情報を開示していく予定と発表している。トークンセール(仮想通貨の販売)については、スイスの金融法を順守し、国際金融機関の基準を満たすレベルの顧客情報確認(KYC)、アンチマネーロンダリング対策(AML、資金洗浄対策)のサービスを提供する、仮想通貨取引所、仲介業者、銀行と提携するとしている。

グローバルウェイは、子会社タイムチケットが運営する、個人の時間を30分単位で売買できるサービス「タイムチケット」と同等の機能を持つシェアリングエコノミーサービスを、TimeTicket GmbHがタイムコインプロトコルを利用したdApp(分散型アプリケーション)として開発する予定だという。

タイムコインプロトコルは、EOSブロックチェーン上で稼働し、スキル、金融資産、物、場所、移動手段などを売買できるdAppを第三者が開発・運営できるプラットフォームであり、タイムコインプロトコルのコミュニティに参加する利用者、貢献者、dApp提供者が、タイムコインによるトークン報酬を得ながらプロトコルを自律運営できることを目指すとしている。

《HH》

提供:フィスコ

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