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「介護ロボット」が26位にランクイン、厚労省が公的保険適用を検討と報じられる<注目テーマ>

特集
2019年8月14日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「介護ロボット」が26位にランクインしている。

12日の日本経済新聞朝刊で、「厚生労働省は『パワーアシストスーツ』などの介護支援ロボットを公的保険制度の適用対象にする検討に入る」と報じられており、これが今回のランクインのきっかけとなっているようだ。記事によると、2020年度に効果を見極め、21年度の介護報酬改定で対象に加えるかを判断するとしている。

こうした動きの背景には、介護現場における人手不足や職員の高齢化があるようだ。現在、介護者の腰に着けて作業を支援するパワーアシストスーツなどは、都道府県の基金を通じて導入時に最大で30万円程度を支給するにとどまっているが、保険適用によりロボットの導入を促すことで、介護作業の負担軽減や効率化を図るのが狙いとみられる。政府では、18年2月に閣議決定した「高齢社会対策大綱」で、15年時点で24億円強だった介護ロボットの市場規模を20年までに約500億円に成長させる目標を掲げており、これも後押しする。

報道を受け、13日にはCYBERDYNE<7779>が商いを伴い急伸したが、この日は川田テクノロジーズ<3443>やFUJI<6134>、ヒーハイスト精工<6433>、幸和製作所<7807>などが堅調な動き。高齢化を背景に成長が見込まれるテーマだけに、今後も折に触れ注目されそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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