東京株式(前引け)=米株波乱受け全面安も売り一巡後に下げ渋る動き

市況
2019年8月15日 11時53分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比250円21銭安の2万404円92銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億690万株、売買代金概算は1兆184億2000万円。値上がり銘柄数は192、対して値下がり銘柄数は1910、変わらずは46銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、前日の米株が波乱展開となったことを受けリスク回避の売りに日経平均は下値を探る展開となった。値下がり銘柄数は東証1部全体の89%を占める。米長短金利の逆転現象を受けた景気後退懸念が米株急落の背景にあり、為替の円高と相まって東京市場でも主力株をはじめ全面的に売り込まれた。ただ、日経平均は朝方に2万100円台で安値をつけた後、買い戻しが入り下げ渋る展開。前引けは2万400円台まで戻している。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>が売られたほか、トヨタ自動車<7203>、キーエンス<6861>なども軟調。ZOZO<3092>も安い。ブイキューブ<3681>はストップ安に売られた。Orchestra Holdings<6533>も一時値幅制限いっぱいに売り込まれた。半面、オリエンタルランド<4661>、富士通<6702>などが底堅く、ブイ・テクノロジー<7717>も買い優勢。ベネフィットジャパン<3934>が値を飛ばしたほか、スカラ<4845>、明和産業<8103>なども大幅高。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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