東洋エンジが急反発、「抗体医薬」の生産設備の開発と報じられる
東洋エンジニアリング<6330>が急反発している。18日付の日本経済新聞朝刊で、「エンジニアリング大手が製造コストを抑えたがん治療向け『抗体医薬』の生産設備の開発に動き出す」と紹介。なかで「東洋エンジニアリングは原料を無駄なく使える設備を用い、製造コストを3割程度抑えた」と報じており、これが好材料視されているようだ。
記事によると、抗体医薬の製造コストの6~7割を占める精製工程で、同社は原材料となるたんぱく質を連続して投入するプラントを開発。同プラントにより生産全体のコストを3割下げられるとしている。また、同じ記事で培養工程の生産性を高める技術を開発したとしある日揮<1963>も大幅反発している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)