ユニゾＨＤは反落、ソフトバンク系ファンドが１株４０００円でＴＯＢ発表

ユニゾホールディングス<3258>が反落。ソフトバンクグループ<9984>系の米不動産ファンド、フォートレス・インベストメント・グループのサッポロ合同会社は、１株当たり４０００円でＴＯＢ（株式公開買い付け）を実施することを１６日に発表した。ユニゾＨＤはエイチ・アイ・エス<9603>から敵対的ＴＯＢを受けているが、フォートレス・インベストメントが「ホワイトナイト（白馬の騎士）」として登場した格好であり、ユニゾＨＤは同ファンドからのＴＯＢに賛同している。ＴＯＢは１９日から１０月１日まで実施。買い付け予定数の上限は設けておらず、ＴＯＢが成立した場合、ユニゾＨＤは上場廃止となる可能性がある。この日のユニゾＨＤの株価は先週末１６日にホワイトナイト登場の報道で終値４１６５円まで急騰していたこともあり、値を下げて推移している。一方、ＨＩＳは続伸。ＨＩＳはユニゾＨＤに対し１株当たり３１００円でＴＯＢを実施しているが、市場からはＴＯＢから撤退し財務負担が軽減するとみた買いが入っている様子だ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）