ハイパー---2Qも2ケタ増収増益、引き続き各セグメントが好調に推移

材料
2019年8月19日 17時14分

ハイパー<3054>は9日、2019年12月期第2四半期(2019年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.2%増の128.48億円、営業利益が同16.9%増の2.81億円、経常利益が同16.8%増の2.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.6%増の1.75億円となった。

ITサービス事業の売上高は前年同期比21.3%増の84.04億円、営業利益は同1.3%増の2.22億円となった。法人向けコンピュータ市場は、昨年度末より続くCPU不足を起因としたパソコンの供給不足もあり、市場におけるパソコンの調達が難しい状況は続いている。同社グループは、影響を受けていないメーカー製品への切替をするなど、状況に応じた在庫の調達を行った。また、エンドユーザーへの販売を強化、間接販売から直接販売にシフトし、販売機会を逃すことなく順調にパソコン販売台数を伸ばすことで、売上・粗利が増加した。

アスクルエージェント事業の売上高は同4.8%増の44.07億円、営業利益は同51.3%増の0.58億円となった。既存取引先の稼働促進や新規取引先の拡大により売上高、営業利益が順調に推移した。

その他の売上高は同85.1%増の0.35億円、営業利益は0.01億円(前年同期は0.16億円の損失)となった。同社グループは、就労移行支援事業及び放課後等デイサービス事業を3施設運営している。職業訓練・就労支援に関するサービス及び児童・生徒の発達支援に関するサービスの提供を行っており、徐々に利用者数が増加している。

2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.4%増の240.00億円、営業利益が同18.9%増の4.10億円、経常利益が同14.8%増の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.5%増の2.40億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.