23日の株式相場見通し=売り優勢、パウエル講演を前に買い手控え
23日の東京株式市場は、売り優勢の展開となりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが上昇したものの、ナスダック総合指数が軟調となるなどまちまちの展開で買い手掛かり材料に乏しい。8月の米製造業PMIが好不況の境目である50をほぼ10年ぶりに下回ったことが米景気の先行きに対する警戒感をもたらしている。週末要因に加え、日本時間午後11時にジャクソンホールの国際経済シンポジウムでパウエルFRB議長の講演を控えており、買い手控えムードが強まりそうだ。
22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比49ドル51セント高の2万6252ドル24セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同28.820ポイント安の7991.388と反落した。
日程面では、きょうは7月の全国消費者物価指数(CPI)。また、海外では7月の米新築住宅販売件数。また、日本時間午後11時に米ワイオミング州ジャクソンホールの会合で、パウエルFRB議長の講演が予定されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)