28日の株式相場見通し=反落、景気先行き警戒感が上値押さえる展開に

市況
2019年8月28日 8時07分

28日の東京株式市場は、売り先行の展開を余儀なくされそうだ。前日の米国株市場では米中貿易摩擦に対する警戒感がくすぶるなか、世界景気減速への懸念が戻り売りを誘い、主要株価指数が反落、これを受けて東京市場も軟調な展開が予想される。米国債券市場では10年債利回りが2年債利回りを下回る逆イールド現象が深化しており、これが投資家心理を冷やしている。米株市場では中国政府が発表した消費拡大政策をポジティブに受け止め朝方は買い優勢だったものの、徐々に上値の重さが浮き彫りになった。東京市場では外国為替市場やアジア株市場の動きを横にらみに神経質な展開が想定される。

27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比120ドル93セント安の2万5777ドル90セントと反落。ナスダック総合株価指数も、同26.789ポイント安の7826.946と反落した。

日程面では、第7回アフリカ開発会議(TICAD)が横浜市で開催(~30日)。海外ではバーキン・リッチモンド連銀総裁の講演。米5年国債の入札など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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