伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月25日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値で下放れる公算です。
本日の寄り付き値での下放れは、上ヒゲの長い線をつけて強く上値を抑えられた19日の高値2万2255円が強力な壁になっていることを確認できる動きになるので、寄り付きでの下放れをきっかけに、目先は勢いの強い下げ場面へ入る公算です。
本日以降、はっきりとした下降の流れを作る場合、目先的には、一気に下げるか、いったん下げる準備を整えてから下げるかのどちらかの展開が考えられます。
下げの準備を整える場合、本日は17日の安値2万1878円以下まで下げた後、下値堅く推移して、明日以降、本日の安値を割れる格好で弱さを確認する展開へ入る公算です。
午前中、下げ幅が大きくなる場合、下ヒゲの長い線をつける展開になる可能性を頭に入れておきます。
⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(日曜日朝に配信)が始まりました!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース