<動意株・25日>(前引け)=ピーエス三菱、サン電子、オンコリス

材料
2019年9月25日 11時36分

ピーエス三菱<1871>=地合い悪のなか異彩放つ。大幅高で年初来高値更新した。10月1日からの消費税引き上げで国内景気への悪影響が懸念されている。そうしたなか、安倍政権ではその緩衝材として補正予算編成を行う可能性がある。電線地中化を含め国土強靱化のテーマに乗る建設セクターの一角に継続的に物色の矛先が向いている。プレストレストコンクリート工事に強い同社は、その有力対象として投資資金が流入している。

サン電子<6736>=大幅続伸。24日の取引終了後、イスラエルのササ・ソフトウェア社と業務提携し、ササ社の情報セキュリティーシステムを国内展開すると発表しており、これをハヤす格好で買いが入っている。ササ社の「Gate scanner」は、CDRと呼ばれる、組織の中に入ってくるすべての情報(Contents)をいったん細かく分解し(Disarm)、再び違った形で再構築(Reconstruction)する技術が基本となった情報セキュリティーシステム。近年、欧米を中心に導入が進む一方、日本ではまだあまり周知されていない技術であることから、サン電子では世界標準となりつつあるCDRを国内に広めるのが狙いとしている。

オンコリスバイオファーマ<4588>=急伸。24日の取引終了後、同社が主導し食道がんを対象に進めていた、がんのウイルス療法テロメライシン(OBP-301)と放射線治療を併用したフェーズ1企業治験で、全ての患者への投与と効果安全性評価委員会(DSMB)による安全性の評価が完了したと発表したことが好感されている。同治験は、食道がん患者に対して、テロメライシンと放射線治療を併用した際の安全性を評価することを目的としたもので、その結果投与中止となるような有害事象は確認されなかったという。これを受けて同社では、治験の結果を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出し、治験を完了させる予定。また、食道がんに対するテロメライシンのフェーズ2以降の国内での開発は、中外製薬<4519>が主導で実施されるとしている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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