強い動きをみせるJ-REIT、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2019年9月25日 11時38分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

9/25付の「Daily Outlook」では、J-REITについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『東証REIT指数は7月に節目の2,000ptを突破して以降も上昇を続けている。一段と金利が低下していることや、業績面ではオフィスを中心に賃料の上昇が続いていること、海外要因に左右されにくいこと、また、一部でガバナンスの向上につながる動きが出ていることなどが背景にあるだろう』と伝えています。

続けて、REITの動向を占う要因の1つに分配金利回りを挙げ、『足元の東証REIT指数の予想分配金利回り(加重平均、QUICK算出、9/24時点)は3.56%となっている。予想分配金利回りは2017年半ばから2018年にかけて、4%を挟んで推移していたが、今年に入って以降、国内外の長期金利低下とともに、利回り面で投資妙味のあるREITが選好され、予想分配金利回りは低下してきた。しかし、分配金利回りと国内長期金利の差はそれほど縮まっておらず、引き続き利回りが期待できる投資先として魅力的な水準であろう』と分析しています。

さらに、『弊社では、堅調な賃料上昇による分配金上昇や低金利の継続などを前提としたブルシナリオの1つとして、東証REIT指数の2019年の目標値を2,200ptとしており、足元ではその水準が視野に入ってきた。足元の予想から2,200ptに到達した場合の分配金利回りを試算すると3.45%程度となり、依然として高い利回りが期待できる水準だ』とまとめています。

最後にレポートでは、『東証REIT指数と予想分配金利回り』を紹介していますので、詳しくは9/25付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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