今週の主なスケジュール、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2019年9月30日 11時57分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

9/30付の「DailyOutlook」では、今週の主なスケジュールについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『今週は中国9月製造業PMI、日銀短観9月調査、米9月ISM製造業景況指数と企業景況指標が各国で発表予定。こうした景況指数は一般的に景気に対して先行性があるとされる。また、景況感の改善は世界景気敏感株ともいえる日本株の上昇を後押しするものとして注目される』と伝えています。

続けて、そうした中、8月の米ISM製造業景況指数は、米中が追加関税発動や関税率引き上げを発表するなど、米中関係の悪化が重石となったこともあり、好不況の分岐点とされる50を3年ぶりに割り込んだことを挙げ、『一方、9月は米中間で追加関税の一部除外や関税率引き上げ延期、10月の閣僚級協議の開催決定など好材料が相次いでおり、市場では50.1への回復が見込まれている(Bloomberg予想)。予想通り、あるいは予想を上回る好調な結果となれば、日本株の押し上げ要因となろう。一方、四半期ごとに作成される日銀短観では、大企業製造業の現状・先行き判断ともに一段の低下が予想されているが、悪化を示すマイナス圏入りは回避されると弊社は予想している』と分析しています。

さらに、『その他、今週は10月1日に中国が建国70周年を迎える。また、週末4日には米9月雇用統計が発表される。雇用統計は重要指標ではあるが、このところ雇用環境は安定しており、多少ぶれた結果となっても単月のエラーと捉えられ、相場への影響は限定的となろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは9/30付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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