メディシノバは冴えない、MN-001が特発性肺線維症を適応とする日本特許承認と発表の反応限定的
メディシノバ・インク<4875>は冴えない。この日の寄り前、開発中の「MN-001」(タイペルカスト)及び「MN-002」(MN-001の主要な代謝体)に関して、日本国特許庁から特発性肺線維症を適応とした特許承認の通知があったと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。
今回承認された特許は、特発性肺線維症の治療のためのMN-001及びMN-002の使用を対象としているが、MN-001及びMN-002による肺の瘢痕化の抑制、ヒドロキシプロリン値上昇の抑制や制御、肺密度上昇の減少、更に気管支浸出液中の総細胞数を減少させることに対しても特許が認められたという。なお、同件が19年12月期業績に与える影響は軽微としている。