アクロディア急伸、KDDIとセンサー内蔵型ボールを活用したアスリート育成支援システムを開発
アクロディア<3823>が急伸している。KDDI<9433>が7日の取引終了後、KDDI総合研究所及びアクロディアと、センサー内蔵型ボールを活用したアスリート育成支援システムを開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
同システムは、スポーツ行動認識人工知能(AI)を活用し、スマートフォンで撮影した競技者の映像から65カ所の骨格点を抽出して競技者の動きを捉え、フォームや身体の使い方を認識し分析するというもの。加えて、アクロディアが開発したセンサー内蔵型ボールを使い、ボールの速度や回転数、回転軸などのデータと競技者の動きを組み合わせ、競技者の動きがボールに与える影響などを分析し、フォームの改善点などをアドバイスすることが可能となる。これに伴いアクロディアは、「TECHNICAL PITCH」に続くアスリーテック対応デバイスとして、センサー内蔵型サッカーボールを開発したという。なお、同システムは10月15日から18日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「CEATEC2019」のKDDIブースに展示される。