東京株式(前引け)=大幅反発、売買代金は低調で9000億円下回る

市況
2019年10月8日 11時50分

8日前引けの日経平均株価は前営業日比221円22銭高の2万1596円47銭と大幅反発。前場の東証1部の売買高概算は5億4252万株、売買代金概算は8800億7000万円。値上がり銘柄数は1691、対して値下がり銘柄数は381、変わらずは74銘柄だった。

きょう前場の東京市場は主力株中心に広範囲に買いが優勢となった。前日の米国株市場で主要指数が反落したことで、買い手控えムードが意識されていたが、取引開始後は為替が円安方向に振れたことなどを支援材料に日経平均は水準を切り上げる展開となった。米中協議に対する警戒感はくすぶるものの、国慶節に伴う休場明けの中国・上海株市場が堅調な値動きを示していることで買い安心感が浮上している。ただ、東証1部全体の8割近い銘柄が上昇したが、売買代金は9000億円を下回る水準で低調となっている。

個別ではトヨタ自動車<7203>が商いを伴い堅調。ファーストリテイリング<9983>も高い。NTT<9432>が買われ、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>なども上昇した。神東塗料<4615>が値上がり率トップに買われ、三櫻工業<6584>も急速人気化。半面、JR東海<9022>が軟調、SOMPOホールディングス<8630>も値を下げた。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が軟調、コロプラ<3668>も安い。曙ブレーキ工業<7238>も下落した。

出所:MINKABU PRESS

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