創通がカイ気配スタート、バンナムHDによるTOB価格3100円にサヤ寄せ
創通<3711>がカイ気配スタートとなっている。バンダイナムコホールディングス<7832>が9日の取引終了後、持ち分法適用関連会社である同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表したことを受けて、TOB価格3100円にサヤ寄せする格好となっている。
バンナムHDは現在、創通株式の22.79%を所有しているが、完全子会社化することで「機動戦士ガンダム」シリーズのIPとしての価値の最大化や新規IPの創出強化を図るのが狙い。買付予定数は1131万4255株(下限721万株・上限設定なし)で、買付期間は10月10日から11月25日まで。TOB成立後、創通は所定の手続きを経て上場廃止となる予定。また、これを受けて東京証券取引所は、創通株式を10月9日付で監理銘柄(確認中)に指定している。