リソー教育が続落、上期2割営業増益も材料出尽くし感強まる
リソー教育<4714>が続落。9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高129億8700万円(前年同期比10.0%増)、営業利益11億6600万円(同19.8%増)、純利益7億2700万円(同25.3%増)と2ケタ増益となったが、既に好決算が報じられていただけに材料出尽くし感が強まったようだ。
主力のTOMAS(完全1対1の進学個別指導塾)や名門会(100%プロ社会人家庭教師)、伸芽会(名門小学校受験・幼稚園受験指導)の在籍生徒数が前期から約10%増加したことが牽引。また、スクールTOMAS(学校内個別指導塾)の契約校数、長時間英才託児事業および学童事業の伸芽’Sクラブの在籍生徒数が堅調に推移していることも寄与した。
なお、20年2月期通期業績予想は、売上高270億円(前期比10.2%増)、営業利益30億1000万円(同19.0%増)、純利益18億円(同14.2%増)の従来見通しを据え置いている。