ライクは反発、第1四半期32%営業減益も悪材料出尽くし感
ライク<2462>は反発している。9日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、売上高124億100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益5億4600万円(同31.5%減)、純利益2億3500万円(同20.9%減)となったことから、この日の株価は朝安でスタートした。ただ減益の要因が、子育て支援サービス事業で前年同期は認可保育園の新規開設がなかったのに対し、今期は認可保育園を1カ所開設し開設コストがかかったことや、認可保育園において売り上げに計上する運営補助金の加算額が前年同期より減少したこと、前年同期に計上していた売り上げに計上する運営補助金の一部が上期での計上となるためで、会社側は「ネガティブなものではない」としていることから悪材料出尽くしとみた買いが入っているようだ。
なお、20年5月期通期業績予想は、売上高535億円(前期比11.9%増)、営業利益22億円(同26.0%増)、純利益17億5000万円(同9.7%増)の従来見通しを据え置いている。