１１日の株式相場見通し＝続伸、米中協議進展期待も３連休前で上値に重さ
１１日の東京株式市場は、続伸が見込まれる。米中貿易協議の進展期待から前日の米国株市場ではＮＹダウなど主要株価指数が続伸、これを受けて東京市場でも主力株はじめ広範囲に買いが先行しそうだ。ただ、３連休前で米中協議の結果を確認したいとの思惑から積極的に上値を追う動きとはなりにくい。為替や中国株の動向を横目に神経質な展開となることが予想され、買い一巡後は上値の重い展開も想定される。
１０日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比１５０ドル６６セント高の２万６４９６ドル６７セントと続伸。ナスダック総合株価指数も、同４７．０３９ポイント高の７９５０．７８２と続伸した。
日程面では、きょうは株価指数オプション１０月物のＳＱ算出日。９月のマネーストックや９月の投信概況などが発表される。海外では９月の米輸出入物価指数、１０月の米消費者マインド指数（速報値・ミシガン大学調べ）など。