来週の為替相場見通し=再度、米景気動向が焦点に

通貨
2019年10月11日 18時10分

来週の外国為替市場のドル円相場は再度、米景気動向に関心が向かいそうだ。予想レンジは1ドル=107円30~108円50銭。

今週は10~11日の米中通商協議の行方に関心が集中した。週後半には同協議の前進期待が高まったことからドルは今月1日以来となる108円台に乗せた。米中協議の結果は、日本時間の12日にかけて判明するとみられ、その内容次第で相場全般のセンチメントは変わる可能性は高い。ただ、同協議の結果は前進があったとしても部分合意にとどまるとみられる。また、17~18日にはブレグジット(英国のEU離脱)を左右する欧州連合(EU)首脳会議がある。英国動向もリスク要因となりドルの上値は押さえられそうだ。こうしたなか、市場の関心は再び、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かうとみられ、米経済指標への関心が高まろう。特に16日の米9月小売売上高が注目されるほか、17日の米9月住宅着工件数や同鉱工業生産などが注目されそうだ。日本では18日に9月消費者物価が発表される。

出所:MINKABU PRESS

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