ソフトバンクグループが商い膨らませ反発、ウィーワークテコ入れ思惑で買い戻し
ソフトバンクグループ<9984>が商いを伴い反発。全体相場がリスク選好に傾くなかで、その象徴株として上値を指向している。売買代金は東証1部上場企業の中で断トツ。市場では「米メディアを通じて、ソフトバンクGが米シェアオフィス大手のウィーワーク(ウィーカンパニー)に数十億ドルの追加出資を検討していることが伝わった。IPO延期で出資は既定路線だったが、同時にソフトバンクGがウィーワークの経営主導権を握る可能性も取りざたされ、そうなれば赤字経営脱却に向けたテコ入れ効果が見込まれるという思惑が働き空売り筋の買い戻しを誘ったようだ」(国内ネット証券ストラテジスト)としている。