三桜工は11連騰で株価1.5倍化、新型発電素子や全固体電池の開発に思惑
三櫻工業<6584>が一時14%高の930円まで買われる人気となった。株価はきょうで11連騰、この間に53%も上昇し典型的な需給相場の様相を呈している。増収効果とコスト削減に伴う利益率改善効果が同時に発現、20年3月期上期の営業利益を従来予想の12億円から28億円に大幅増額修正し、通期見通しの26億円(前期比26%増)予想を既に上回っている。好業績だけでなく、新型発電素子や全固体電池など次世代技術開発にも積極的に取り組んでいることで、これも手掛かり材料に投資資金の攻勢が加速している。