RPAが大幅3日続落、上期営業利益が計画下振れ
RPAホールディングス<6572>が大幅3日続落している。11日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高47億7600万円(前年同期比31.0%増)、営業利益3億4600万円(同1.1%増)、最終利益9000万円(同56.9%減)となったものの、営業利益は従来予想の4億1900万円を下回っており、これが売り材料視されている。
ロボットアウトソーシング事業で「BizRobo!Basic」「BizRobo!mini」の直接販売やパートナー販売による新規顧客への導入が拡大したほか、ロボットトランスフォーメーション事業で人材サービス関連の既存分野、人材以外の新規参入分野ともに広告主の利用が拡大したことが営業増益に寄与した。ただ、前期に提供を開始した「BizRobo!mini」のパートナー販売体制の構築が計画より遅延していることに加え、ロボットトランスフォーメーション事業で一部新規広告主の立ち上がりが計画より遅れたことで計画を下回ったとしている。
なお、20年2月期通期業績予想は、売上高140億1600万円(前期比71.2%増)、営業利益16億300万円(同67.9%増)、最終利益9億3100万円(同66.6%増)の従来見通しを据え置いている。