鉄人化計画---19年8月期は大幅増益、主力のカラオケ・飲食事業の既存店売上高が1.4%増と好調に推移

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2019年10月15日 14時18分

鉄人化計画<2404>は11日、2019年8月期連結決算を発表した。売上高は前期比2.6%減の71.65億円、営業利益は同65.8%増の2.03億円、経常利益は1.60億円(前期は0.13億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は1.68億円(同1.93億円の損失)となった。

カラオケ・飲食事業の売上高は前期比1.0%減の69.87億円、セグメント利益は同15.0%増の7.58億円となった。前年度から継続する厳選した出店戦略の成果として2018年12月に新店舗「カラオケの鉄人 五反田西口店」をオープンした。また、「カラオケの鉄人」全店舗で無料Wi-Fiとスマートフォン充電器の無料貸し出しサービスを完備したほか、選曲リモコン「カラ鉄ナビ」の全面リニューアル、POSシステムに対する複数のモバイル決済サービスの連携開発等の諸施策によってサービス向上を図った。さらに、店舗スタッフの適正配置、店舗運営品質の維持・強化を図る店舗リニューアル・営繕、売上獲得のための各種販売促進施策を実施した。その結果、比較可能な既存店の当年度における売上高の前期比は101.4%となった。

メディア・コンテンツ企画事業の売上高は前期比12.6%減の1.45億円、セグメント利益は同0.0%減の1.10億円となった。「カラオケの鉄人モバイル」サイトを中心に主にフィーチャーフォン向けのサービス運営を行っているが、スマートフォンへの切り替えが進み、減収・減益となった。

その他の売上高は前期比75.1%減の0.33億円、セグメント利益は0.07億円(前期は0.09億円の損失)となった。不動産賃貸業は計画通りの業績で進捗したが、100%連結子会社であるTETSUJIN USA Inc.が米国グアム準州タモン地区の「Guam Reef &Olive Spa Resort」内で運営するエンターテインメントレストラン1店舗が2018年10月に営業閉鎖をしており、減収となった。

2020年8月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比12.2%増の80.42億円、営業利益は同5.7%増の2.14億円、経常利益は同12.2%増の1.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.2%増の1.68億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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