伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 10月20日版(2)
(2)イレギュラーな動きをもたらす2つの要因
2018年の日経平均株価は、10月に高値を更新した後、下降を開始して12月に年間の最安値を更新して、年間が陰線引けしています。2018年はこれまでの経験則にあてはまらない展開となりました。
この動きを単純にイレギュラーと解釈してしまうと、本年以降の予測にあいまいさが残ることになります。7月以降に高値を更新する場合、年末まで堅調に推移する可能性がありますが、そうならない可能性も考えておかなければならないということになります。
それでは、どのような状況でも、どんな展開も許容できることになるため、予測の精度が高まる場所などなくなってしまいます。予測の精度を少しでも高めるためには、昨年、想定外の動きとなった理由について考えておく必要があります。
結論としては、2つの理由が挙げられます。
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