ソフトバンクグループは断トツの売買代金こなすも株価は軟調、SVFパートナー辞任報道などを嫌気
ソフトバンクグループ<9984>が軟調。強弱感が交錯するなかも売り物に押される展開を余儀なくされているが、売買代金は全上場企業を通じて断トツにこなしており、マーケットの関心度の高さを象徴している。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)などが出資する米シェアオフィス大手ウィーカンパニーの経営難が株価にネガティブ材料となっている。直近ではウィーカンパニーの企業価値の急減が伝わるなど一段と向かい風が強い。そうしたなか、米ブルームバーグが21日、SVFのパートナーであるデービット・デブノン氏が辞任したことを報じており、買い手控えムードを助長する形となっている。
最終更新日:2019年10月21日 10時49分