神戸物産が2カ月ぶり6000円大台、消費増税も強み発揮し分割権利取りの動きも
神戸物産<3038>が3日ぶり反発、一時約2カ月ぶりに6000円大台を回復した。売買高は急増傾向にあり午前11時現在で130万株を超えた。プライベートブランド商品比率が高く、価格訴求力の強さを武器とした「業務スーパー」を全国展開、積極的な店舗戦略を背景に収益成長路線を走っている。10月からの消費増税で消費者マインドが慎重となるなかで、同社のビジネスモデルが相対的優位にあるとの見方が市場では広がっている。今月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割予定にあり、権利取り狙いの買いも株高につながっている。