M&Aキャピが4連騰、11月末を基準日として1株を2株に株式分割へ
M&Aキャピタルパートナーズ<6080>が4連騰し年初来高値を更新している。10月31日の取引終了後、11月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好感されている。株式の流動性を高めるとともに、投資家層の更なる拡大を図るのが狙い。なお、株式分割後も現行の株主優待制度の対象及び内容の変更は行わないため、株主優待制度の実質拡充となる。
同時に発表した20年9月期連結業績予想は、売上高137億600万円(前期比8.9%増)、営業利益59億円(同0.8%増)、純利益40億5400万円(同3.3%増)を見込む。コンサルタントの採用を継続し、成約件数の増加を図る見通しで、今期はグループで大型案件30件の成約を計画する。一方で、本社増床によるコスト増を見込み、利益の伸びは鈍る見通しだ。
なお、19年9月期決算は、売上高125億9200万円(前の期比57.0%増)、営業利益58億5500万円(同85.0%増)、純利益39億2500万円(同87.6%増)だった。