ナブテスコが大幅3日続落、19年12月期業績予想を下方修正
ナブテスコ<6268>が大幅安で3日続落している。10月31日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を3130億円から2885億円(前期比2.1%減)へ、営業利益を300億円から241億円(同10.1%増)へ、純利益を229億円から168億円(同20.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
精密減速機などコンポーネントソリューション事業が、米中貿易摩擦の長期化による自動化投資の低迷や東南アジアでの建設機械需要の減少などで減収減益の見込みとなったことに加えて、鉄道車両用機器などトランスポートソリューション事業で商用車機器における海外需要の減少などがあったことが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高2114億2800万円(前年同期比0.3%増)、営業利益183億7800万円(同45.8%増)、純利益122億5400万円(同7.5%減)だった。