東競馬は反落、19年12月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
東京都競馬<9672>は反落している。10月31日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を236億2600万円から244億500万円(前期比7.2%増)へ、営業利益を56億800万円から69億7600万円(同5.2%増)へ、純利益を34億1100万円から45億600万円(同0.2%減)へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られている。
公営競技事業で「在宅投票システム」(SPAT4)」が引き続き好調に推移していることに加えて、前期から繰り越した修理維持費などのコストの見直しを図ったことが寄与する。また、遊園地事業の運営費用の減少が見込まれることも利益を押し上げるとしている。