三和ホールディングス---2Qは増収・2ケタ増益、売上及び各利益ともに予想・前年ともに上回る

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2019年11月1日 14時47分

三和ホールディングス<5929>は10月31日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.3%増の1,991.67億円、営業利益が同13.6%増の110.64億円、経常利益が同16.6%増の107.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.1%増の69.45億円となった。

国内では、昭和建産、田島メタルワーク、三和電装エンジニアリング、林工業の4社を連結範囲に加え、更なる事業拡大のスピードアップ、連携強化によるシナジー発揮に努めた。2019年9月末には創業116年の歴史で培われた厚い顧客基盤を持つ鈴木シャッターの全株式を取得した。

米国では、基幹事業のシェア拡大のための川上営業の強化、代理店支援の促進を図るとともに、米中貿易摩擦に対応し、メキシコでの生産能力を増強した。

欧州では、産業用ドア事業拡大、ガレージドアのシェア拡大を引き続き推進するとともに、2019年5月にはヒンジドア事業強化のため、主に北欧・英国で同事業を展開しているRobust ABの全株式を取得した。併せて、工場、生産・業務効率の向上を図るため欧州全体のデジタル化を推進した。成長事業の基本戦略として、日米欧のサービス分野の強化を推進し、国内では、法定検査のシェア拡大、米欧ではフィールドサービスシステムの導入推進を図った。

中国・アジア事業では、中国事業3社、アジア事業1社を連結範囲に加え、グループ各社の一体運営の強化を図った。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.7%増の4,250.00億円、営業利益が同7.6%増の340.00億円、経常利益が同8.4%増の330.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.2%増の220.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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