三栄コーポレーション---2Qは増収・大幅増益、通期業績予想の上方修正も発表

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2019年11月1日 16時18分

三栄コーポレーション<8119>は10月31日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.5%増の209.41億円、営業利益が6.27億円(前年同期は0.29億円の利益)、経常利益が同511.2%増の6.56億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.05億円(同0.12億円の損失)となった。

家具家庭用品事業の売上高は前年同期比8.9%減の93.03億円、セグメント利益は同3.46億円増の5.34億円となった。OEM事業では、国内家具の売上が増加したが、欧米向け家庭用品の売上が大幅に減少したことを主因に減収となった。ブランド事業は、ドイツテーブルウェアブランド等を取扱うエッセンコーポレーションの売上減少により減収となった。

服飾雑貨事業の売上高は前年同期比9.1%増の75.54億円、セグメント利益は同1.08億円増の2.71億円となった。OEM事業では、トラベル商材を中心に国内向け海外向けともに売上が増加した。ブランド事業は、ドイツのシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーおよびベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランドを販売するL&Sコーポレーションの売上が減少した。

家電事業の売上高は、前年同期比9.2%増加の29.95億円、セグメント利益は同2.23億円増の2.04億円となった。OEM事業では、中国国内向けの売上が増加した。ブランド事業は、理美容家電・調理家電などを取扱うmhエンタープライズおよび業務用ブレンダーなどを取扱うエス・シー・テクノの売上が伸びたことから増収となった。

2020年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比1.1%増の430.00億円、営業利益が同46.2%増(前回予想比10.0%増)の11.00億円、経常利益が同33.0%増(同10.0%増)の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同155.4%増の5.00億円としている。

《SF》

提供:フィスコ

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