東京株式(前引け)=小幅続伸も値下がり銘柄多くTOPIXはマイナス
6日前引けの日経平均株価は前営業日比11円84銭高の2万3263円83銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億8537万株、売買代金概算は1兆1526億2000万円。値上がり銘柄数は840、対して値下がり銘柄数は1208、変わらずは105銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが連日の最高値に買われたことや、外国為替市場で1ドル=109円台に入る円安方向に振れたことなどを手掛かりに朝方は買いが先行した。しかし、目先過熱感からの利益確定売りで日経平均はマイナス圏に沈む場面もあった。前引けはプラス圏で着地したが、値下がり銘柄数が値上がりを上回り、TOPIXはマイナス圏で引けている。前場の売買代金は1兆円を上回っている。
個別ではファーストリテイリング<9983>が高く、アドバンテスト<6857>も堅調。シャープ<6753>が物色人気となったほか、アンリツ<6754>もしっかり。シグマクシス<6088>が値上がり率トップに買われた。三浦工業<6005>も値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が軟調、NTT<9432>も安い。キーエンス<6861>が売られ、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。アサヒグループホールディングス<2502>が大きく値を下げた。日本ライフライン<7575>、日本光電<6849>などが急落。