原油市場に対する押し目買いも一考か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

経済
2019年11月8日 13時54分

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回はブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の「週間レポート」のなかから、原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永総研の「原油市場の総括」のレポートでは、まず足元の原油の値動きについて、『NY原油は、サウジアラビアの石油施設がドローン攻撃を受けて急騰した9月16~17日の値動きを除けば、3カ月ほど前から51~57 ドル付近でのボックス圏相場を続けていることになります』と考察しています。

NY原油については、『6月と8月と10月の51ドル付近での安値でトリプルボトム を形成しており、51ドル付近での底堅さが感じられます」と伝えています。

市場では『米中が段階的な関税撤回で合意したことが明らかになり、市場全体の流れが「米中通商協議の第1段階の調印」へと流れ始めました』と分析。『米中通商協議における第1段階の調印が行われて、米中が段階的な関税撤回で正式に合意すれば、原油価格の一段高も考えられます』と伝えており、『12月のOPEC総会で協調減産の規模拡大が決定すれば、原油価格の一段高も考えられます。しかし、12月のOPEC総会では、協調減産の規模拡大が決定しない可能性の方が高そうに感じられるだけに、OPEC総会への安易な期待は厳禁かもしれません』との見解を示しています。

そして、今後の原油市場については、『「冬場のエネルギー需要の最盛期による 米原油在庫の大幅減少」が加われば、NY原油が60ドル台前半付近まで上昇する可能性もあります』と考察する一方で、『「NY原油の57ドル付近での上値の重さ」を意識して高値追いせず、原油市場に対する押し目買いも一考かもしれません』と示唆しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の11月7日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

提供:フィスコ

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