プレミアムウォーターホールディングス---2Qは2ケタ増収増益、保有契約件数の増加に加えコスト低減を推進

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2019年11月8日 14時47分

プレミアムウォーターホールディングス<2588>は7日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。売上高が前年同期比20.7%増の219.92億円、営業利益が同34.1%増の7.72億円、税引前四半期利益が同12.4%増の5.80億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同162.5%増の4.26億円となった。

また、予想値と実績値の差異についても発表しており、連結売上高は前回発表予想比4.7%増、連結営業利益は同40.4%増、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は同57.9%増となった。

中期経営計画のもと、宅配水事業において、顧客が宅配水の定期配送サービスを長期にわたって継続的に利用することが安定的な収益基盤の構築に繋がるため、新規契約の獲得に向けて引き続き経営資源を投下した。一方、各種付帯サービスの提供率の向上、顧客満足度向上のための各種施策を通じて、1契約当たりの継続率及び収益性の向上に努めた。また、物流費、販売促進費等の増加が利益の押下げ要因となっているが、各工場設備の稼働率の向上による製造原価の低減を実現する一方で、物流網の構築の推進や商品の出荷方法の変更等による各種費用の削減に努めた。

第2四半期累計期間においては、引き続き新規顧客の獲得が順調に推移している状況のもと、宅配水の定期配送サービスの獲得及び維持に関するコストの低減化に努める一方、基幹システムをはじめとする各種システムの切替時期が後倒しとなったこと等の影響により、販売費及び一般管理費の支出額が想定より下回った結果、営業利益は増益となった。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益についても、法人税の実効税率が予想を下回り、前回発表予想を上回って着地した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上収益が430.00億円、営業利益が12.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が6.00億円とする期初計画を据え置いている。なお、2020年3月期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用したため、日本基準を適用していた2019年3月期の実績値に対する増減率は記載していない。

《SF》

提供:フィスコ

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