新興市場銘柄ダイジェスト:第一商品とホロンがストップ高

材料
2019年11月8日 16時32分

<4356> 応用技術 3150 +411

一時ストップ高。19年12月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比160.4%増の6.71億円と発表している。ソリューションサービス事業で受注が良好で販売も好調だった。エンジニアリングサービス事業も解析業務等に加え、CIM関連販売案件の売上高が伸長した。通期予想は前期比90.7%増の6.30億円で据え置いた。第3四半期累計時点で既に上回っていることから、上方修正への期待が広がっている。

<7748> ホロン 3970 +700

ストップ高。20年3月期の営業利益を従来予想の8.49億円から11.20億円(前期実績8.11億円)に上方修正。顧客からリピートオーダーがハイペースで来ており、利益を押し上げる見込み。また、中国市場でフォトマスク用CD-SEM「Zシリーズ」の新規受注を獲得したほか、EUVマスクの検査でフォトマスク用DR-SEM(観察及び分析)「LEXaシリーズ」の需要が増加していることも増益に寄与する。

<8746> 第一商品 228 +50

ストップ高。20年3月期第2四半期累計の営業損益予想を2.91億円の黒字(前年同期実績3.38億円の赤字)と発表している。貴金属先物取引で売買手数料収入が増加した。経費抑制は継続していることも黒字転換に寄与する見通し。通期予想は非開示。

<2146> UTグループ 2748 +152

大幅に3日ぶり反発。東証からの承認を受け、14日から第1部に市場変更すると発表。12月末からTOPIXの構成銘柄に組み入れられる。また、人材派遣などを行う東芝<6502>グループ会社3社の株式を取得し、子会社化する。取得価額は8.50億円。20年3月期第2四半期累計の営業利益は前年同期比23.6%増の38.62億円で着地した。通期予想は前期比23.7%増の100.00億円で据え置いた。

<4385> メルカリ 2057 -478

大幅に続落。20年6月期第1四半期の営業損益を70.10億円の赤字(前年同期実績25.13億円の赤字)と発表している。メルカリの日本国内流通総額が前年同期比278億円増の1268億円、米国内流通総額は37億円増の117億円といずれも伸びた一方、広告宣伝費や人件費の増加などが響き、赤字額が膨らんだ。通期予想は非開示。赤字額拡大に加え、25日移動平均線を下回ったことも株価の重しになったようだ。

<4591> リボミック 518 -4

大幅に5日ぶり反発後マイナス転換。加齢黄斑変性症治療薬として開発を進めているRBM-007に関し、欧州で物質特許が成立したと発表している。FGF2(線維芽細胞増殖因子2)の作用を阻害するアプタマーをカバーする物質特許。日本、米国、欧州でRBM-007の物質特許が成立したことになる。

《ST》

提供:フィスコ

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