18日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で反発、人民銀の資金供給を好感

市況
2019年11月18日 17時02分

週明け18日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比17.86ポイント(0.62%)高の2909.20ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、18.76ポイント(0.62%)高の3048.03ポイントで取引を終えている。

中国人民銀行(中央銀行)の資金供給がプラス。人民銀は朝方、7日物リバースレポを通じ市中に1800億人民元の資金を供給した。レポ取引は10月25日以来、約3週ぶり。金利も従来の2.55%から2.50%に引き下げている。また、人民銀は16日、第3四半期の金融政策報告を公表し、穏健な金融政策を維持する方針を改めて打ち出した。引き続き改革を通じ、実質金利を大幅に引き下げる意向も示している。

米中通商協議の進展もプラス。中国商務部は17日、「米中両国が16日午前、閣僚級の電話協議を行った」と発表した。「『第1段階の協定』に関するそれぞれの中核的な懸念について、建設的に議論した」と説明している。

業種別では、金融の上げが目立つ。招商銀行(600036/SH)が1.8%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.8%高で引けた。資源・素材株、不動産株、海運株、インフラ関連株、医薬品株なども買われている。

一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が0.36ポイント(0.14%)安の254.86ポイント、深センB株指数が3.63ポイント(0.40%)高の905.02ポイントで終了した。

【亜州IR】

《FA》

提供:フィスコ

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