東京株式(前引け)=反落も前場後半から急速に戻り足に
19日前引けの日経平均株価は前営業日比32円62銭安の2万3384円14銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億1840万株、売買代金概算は9242億1000万円。値上がり銘柄数は974、対して値下がり銘柄数は1070、変わらずは105銘柄だった。
きょう前場の東京市場は日経平均がマイナス圏で着地したものの、前場後半から急速に下げ幅を縮小する展開となった。前日の米国株市場では主要指数が連日で過去最高値を更新したが上値は重く、外国為替市場で目先円安が一服したことで東京市場では買い手控えムードのなか、日経平均が一時170円以上下げる場面があった。その後は、香港ハンセン指数が強調展開をみせるのを横にらみに、押し目買いや買い戻しが入る形で戻り足も急となった。
個別では、任天堂<7974>がしっかり、小野薬品工業<4528>も買い優勢。エーザイ<4523>も上昇した。資生堂<4911>も堅調。澤藤電機<6901>、木村化工機<6378>はストップ高。半面、ファーストリテイリング<9983>が安く、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。太陽誘電<6976>も安い。Zホールディングス<4689>が大幅安、曙ブレーキ工業<7238>も売られた。