イードが買われる、自動車と通信業界を結ぶ5G関連として人気素地
イード<6038>が全体下げ相場のなか強さを発揮、前日比33円高の894円まで上値を伸ばした。主力輸出株に逆風が強いなか、内需の主要テーマである「5G」関連株の一角に物色の矛先が向いている。同社は自動車やIT系ニュースサイトなどを運営し、足もとの業績も20年6月期第1四半期(7~9月)営業利益が前年同期比30%増益と好調で、買い安心感がある。5G関連ビジネスにも積極的であり、コネクテッドカーなどで関係性が強まっている自動車業界と通信業界の橋渡し役を担う経営コンセプト「イード5Gモビリティ」で戦略的に収益機会を高めている。