日電硝が反発、セラミックスの高精細造形を可能にする3Dプリンター用ペーストを開発
日本電気硝子<5214>が反発している。21日の取引終了後、高精細造形に適したセラミックス3Dプリンター用ペーストを開発し、サンプル供給を開始したと発表したことが好感されている。
主体となるセラミックス粉末に自社開発した粉末ガラスなどを混ぜ合わせて開発した。通常、3Dプリンターの光造形法の材料には、造形物を硬化させるために紫外線硬化樹脂が含まれているが、今回開発した粉末ガラスなどを材料に混ぜ合わせることで、紫外線硬化樹脂の紫外線による硬化幅・深度を制御することができ、より複雑で精密な造形が可能になるとしている。なお、量産開始は20年春ごろを予定している。