注目銘柄ダイジェスト(前場):チェンジ、第一精工、CRI・MWなど

市況
2019年11月22日 11時47分

デファクト<3545>:439円( - )

ストップ高買い気配。BEENOS<3328>が株式交換で完全子会社化すると発表している。株式交換にかかる割当比率は1:0.29で、前日のBEENOS株の終値を基準とすると、理論価格は482円となる。割当比率にサヤ寄せを目指す展開になっている。同社は1月9日付で上場廃止となる予定。なお、本日は経営統合の動きを好感する形でBEENOSも買い先行となっている。

JIA<7172>:1667円(+26円)

大幅に3日ぶり反発。連結子会社が100%子会社で航空機リース事業全般を手掛けるJLPSアイルランドの増資を引き受けると発表している。増資でJLPSアイルランドでの事業基盤を強固にし、今後の航空機オペレーティング・リース事業における組成機会の拡大や成長を目指す。払込金額は1999万9900ユーロ(約24億円)。6日に年初来安値(1432円)を付けた後、株価が底堅く推移していることも買い安心感につながっているようだ。

USENNEX<9418>:1058円(+66円)

急反発。前日に発表した株主優待制度の拡充が好感されている。現行の株主優待に1000株以上保有者の優待区分を追加、映像サービス「U-NEXT」の1年分の利用料と毎月1800円分のポイントを提供するとしている。現行制度である100株以上の株主に対しての、「U-NEXT」の90日分の利用料と1000円分のポイント提供は変更なし。

LIFULL<2120>:575円(+27円)

大幅反発。ミンカブとの連携を発表、買い手掛かり材料となっている、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」の物件情報をミンカブが運営する不動産投資情報サイト「みんかぶ不動産」に提供し、掲載することを目的とした情報連携を11月21日より開始としている。同社にとってはユーザーへのプロモーションや集客につながるとの期待が先行。決算発表後に株価は大きく調整していたため、格好の押し目買い材料。

チェンジ<3962>:2425円(+304円)

急騰。東京大学エクステンションと共催セミナー「人x技術 デジタルトランスフォーメーションがもたらす生産性革命」を12月16日に開催すると発表しており、買い手掛かり材料になっているとみられる。安値圏での狭いレンジもみ合いが9月以降続いていたことで、もみ合い上放れに追随する短期資金が集まっているようだ。

第一精工<6640>:2374円(-193円)

急落。200万株の公募増資、30万株の売出、並びにオーバーアロットメントによる34.5万株の売出を発表している。公募価格決定期間は12月6日から11日まで。調達資金は新工場建設に係る設備投資資金に充当する予定。公募株式数は発行済み株式数の約12%に相当する。株式価値の希薄化、当面の需給悪化につながるものとして、ネガティブに捉える動きが先行している。

エーアイ<4388>:1741円(+91円)

大幅に3日ぶり反発。伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が開発したAI使用のコンタクトセンター向け電話自動音声対応ソリューション「CTC-AICON」に、エーアイの音声合成AITalkが採用されたと発表している。AIと顧客の会話の中で、回答内容が変動する発話では「AITalk Server」が回答内容をリアルタイムに音声合成する。定型文の音声化では「AITalk 声の職人 パッケージ版」を活用し、固定ガイダンス音声を作成する。

CRI・MW<3698>:2012円(+132円)

大幅に続伸。ゲーム開発向けミドルウェア「CRIWARE」がスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>傘下のスクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XV」と米国のBungie, Inc.の「Destiny 2」に採用されたと発表している。いずれもGoogleのクラウドゲームサービス「Stadia」のローンチタイトル。採用を受け、将来の利益拡大につながるとの期待から買いが集まっている。

《ST》

提供:フィスコ

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