前田工繊が5日ぶり反発、国内有力証券が目標株価3250円に引き上げ
前田工繊<7821>が5日ぶりに反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で、投資判断「バイ」を継続し、目標株価を3000円から3250円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では、ソーシャルインフラ事業(主に繊維土木資材)の持続的成長と、ヒューマンインフラ事業(「BBS」ブランドの自動車用高級鍛造ホイール)の成長局面入りの2点を評価。20年9月期は、ヒューマンインフラ事業の大規模設備投資に関わる減価償却費の増加などを要因に営業利益は前期比7.7%減の49億3000万円を見込むが、ヒューマンインフラ事業の収益拡大が始まる21年9月期は同20.7%増の59億4800万円、22年9月期は同24.0%増の73億7800万円を予想している。