DyDoは反発、第3四半期営業利益34%減も織り込み済み
ダイドーグループホールディングス<2590>は反発している。26日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1月21日~10月20日)連結決算は、売上高1309億2500万円(前年同期比1.7%減)、営業利益39億6900万円(同33.8%減)、最終利益28億7900万円(同16.1%減)と大幅減益となったものの、織り込み済みとの見方が強い。
トルコ飲料事業や食品事業で平均販売単価の上昇効果などにより売上総利益率が改善したものの、主力の国内飲料事業が天候要因などで販売数量が減少し、利益面にも大きく響いた。また、医薬品関連事業における新工場やパウチライン新設に伴う準備費用の増加も利益を圧迫した。
なお、20年1月期通期業績予想は、売上高1700億円(前期比0.9%減)、営業利益34億円(同44.0%減)、純利益24億円(同37.8%減)の従来見通しを据え置いている。